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iBowレセプト スタートアップガイド ≪Step2-医療請求管理≫
医療保険のレセプトは、ご利用者の保険種類によって提出先が異なります。
提出先はそれぞれ以下のとおりです。
保険種類:社保・公費単独 ⇒ 提出先:社会保険診療報酬支払基金(支払基金)
保険種類:国保・後期 ⇒ 提出先:国民健康保険団体連合会(国保連)
・医療請求管理(新:電子/紙)の操作
・返戻管理の操作
・医療請求管理(旧:紙)の操作
・総括表管理の操作
原則、医療オンライン請求を開始している場合は[医療請求管理(新:電子/紙)]、開始しておらず紙請求する場合は[医療請求管理(旧:紙)]にて操作を行ってください。
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⚑各項目で以下の請求データを出力できます。 医療請求管理については、[設定]で[医療請求管理(新:電子/紙)]・[医療請求管理(旧:紙)]のどちらを利用するかの項目があるため、設定の確認を行ってから操作しましょう。
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医療請求管理の基本操作をマスターして、レセプト請求をしていきましょう。
⚑事前にiBowの[レセプト処理]で請求する実績が「確定済」になっているか確認しましょう。
確定済みの実績がiBowレセプトで確認できます。
| ◎iBow関連ページ 「iBow スタートアップガイド ≪Step4-レセプト≫」 |
[医療請求管理(新:電子/紙)]
[医療請求管理(新:電子/紙)]では、医療保険の報酬請求に必要な電子レセプトデータ(UKEファイル)・訪問看護療養費明細書(様式第四)を作成・出力できます。
下記の手順に沿って操作してみましょう。
[医療請求管理(新:電子/紙)]を押します。
「対象年月」にて、請求データを作成する対象年月を選択します。

請求データを作成するご利用者にチェックを入れます。
※一番上のチェックボックスにチェックを入れると、表示されているご利用者が全チェックされます。
[帳票プレビュー]を押します。

確認したい帳票にチェックを入れて、[プレビュー]を押します。

※明細書の場合は、Excelファイルがダウンロードされます。請求書の場合は、PDF形式で表示されます。
| ⚑プレビュー表示を行い、算定している基本療養費や加算等を確認しましょう! 請求データを修正する場合、[編集]から修正するのではなく、原則iBowにて修正してください。 iBowで修正した後に、[レセプト処理]で該当月の実績を再度確定することで、iBowレセプトに修正後の請求データが反映します。 |
[明細データ確定]を押します。
※「明細データ確定済日」に操作した年月日が表示されます。[編集]が押せなくなり、水色⇒グレーに変わります。

[電子レセプトデータ出力]を押します。

「処理月」を選択して、[出力]を押します。

| 処理月は、国保連/支払基金に提出を行う年月を選択しましょう。 例えば、2025年2月訪問分の実績は、2025年3月に請求業務を行うため、処理月は[2025年3月]を選択します。 |
「処理済みにしますか?」とメッセージが表示されるため、[OK]を押します。

[OK]を押すと処理済みになり、電子レセプトデータが操作端末上にダウンロードされます。

※「処理済日」に操作した年月日が表示されます。[編集]→[済]と表示され、背景色がグレーで表示されます。
操作端末上にダウンロードされた電子レセプトデータは、医療オンライン請求用の端末に共有フォルダやUSBメモリを使用して移し、医療オンライン請求システムより請求してください。
電子レセプトデータ出力を行う際に、以下のアラート表示されることがあります。![]() 電子レセプトデータ内に外字(旧字体や環境依存文字など)が含まれている場合に、その文字を「■」に変換して表示しています。 医療オンライン請求システムで受付不能のエラーにならずに請求できますが、返戻になる可能性があるため、該当箇所をiBowにて修正することを推奨しています。
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医療オンライン請求システムにて請求データを送信した際に、エラーが表示されることがあります。![]() 受付・事務点検ASPに係るチェックにおけるエラーについて、考えられる要因や解決策(iBow内の修正箇所)等を確認できるようにツールを用意しています。 以下のiBowヘルプからExcelファイルをダウンロードして、活用してください。
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| 月遅れ請求や返戻再請求があり、複数月まとめて電子レセプトデータを出力したい場合は、「対象年月」にて複数月を選択して出力してください。 事前に[設定]→「訪問看護療養費請求書」内の「複数月まとめ出力」で[利用する]にしてください。 ![]()
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画面について

| ・対象年月:表示するサービス提供年月(訪問月)を選択します。 ・絞り込み検索:表示するデータを絞り込みます。ご利用者名や被保険者番号等の絞り込みができます。 ・帳票プレビュー:確認用の請求データをExcel形式(明細書)、PDF形式(請求書)でプレビュー確認できます。 ・明細データ確定:明細データを確定し、編集できないようにロックをかけます。 ・帳票出力:訪問看護療養費明細書をExcel形式(様式第四)で出力できます。訪問看護療養費請求書をPDF形式で出力できます。 ・電子レセプトデータ出力:請求データ(UKEファイル)を出力できます。 ・取消:[明細データ確定]や[帳票出力]・[電子レセプトデータ出力]を行い、処理済みになったデータを未処理の状態に戻します。 ・再集計:[編集]にて編集した内容を編集前の状態に戻します。 |

| ・社保/国保連:請求データの提出先の保険種類を表示しています。 ・編集:請求データに関する内容を編集できます。 ・履歴:データの変更履歴を確認できます。 ・明細データ確定済日:[明細データ確定]を押した年月日が表示されます。 ・処理済日:[帳票出力]や[電子レセプトデータ出力]で処理済みにした年月日が表示されます。 ・返戻:返戻ファイルを取り込むと、理由を確認できます。 ・利用者ID:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「ID」が表示されます。 ・被保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「被保険者番号」が表示されます。 ・氏名:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名」が表示されます。 ・フリガナ:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名(ふりがな)」が表示されます。 ・保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者番号」が表示されます。 ・保険者名:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者名」が表示されます。 ・サービス提供年月:訪問年月が表示されます。 |
返戻管理
医療オンライン請求を行い返戻があった場合に、医療オンライン請求システムから出力した返戻ファイルを取り込むことができます。
請求データの返戻ファイルを取り込むと、返戻の内容が確認できます。
返戻ファイルを取り込んだ後に、[医療請求管理(新:電子/紙)]から操作することで、返戻内容が含まれた請求データを出力できます。
⚑返戻再請求を行う場合、返戻ファイルを取リ込み、返戻内容を請求データに反映しておく必要があります。
⚑事前に医療オンライン請求システムから返戻ファイルを出力しておいてください。
出力した返戻ファイルを、iBowレセプトが操作できる端末に共有フォルダやUSBメモリを使用して移しておきましょう。
[医療請求管理(新:電子/紙)]→[返戻管理]を押します。
[返戻ファイル取込]を押します。

「ここからファイルを選択」を押します。

エクスプローラーが開くため、返戻ファイルを選択して、[開く]を押します。
※データ選択画面の一例です。返戻ファイルの保存先は使用する端末の設定によって異なりますので、確認してください。

⚑返戻管理で取り込めるファイル形式は「RECEIPTH.HEN」のみです。
[実行]を押します。

「返戻ファイルを取り込みます。よろしいですか?」と表示されるため、[OK]を押します。

取込結果が表示されます。[OK]を押してください。

※[結果ダウンロード]を押すと、端末上に取込結果がテキストファイルでダウンロードされます。
「返戻理由」が表示され、返戻の内容を確認できます。

※返戻ファイルを取り込んだ際に、背景がグレーで表示される情報があります。こちらは、[医療請求管理(新:電子/紙)]にて該当ご利用者の請求データを処理済みにしている場合等に、グレーで表示されます。
返戻ファイルを取り込んだ後に、[医療請求管理(新:電子/紙)]を押して該当対象年月日を表示すると、[返戻理由]と表示されます。

返戻内容は、iBow側で修正を行ってください。
修正した後に、iBowの[レセプト処理]で該当月の実績を再度確定することで、iBowレセプトに修正後の請求データが反映します。
[医療請求管理(新:電子/紙)]より電子レセプトデータ出力を行い、再請求しましょう。
画面について

| ・絞り込み検索:表示するデータを絞り込みます。ご利用者名や取込日時等の絞り込みができます。 ・返戻ファイル取込:医療オンライン請求システムからダウンロードした返戻ファイルを取り込みできます。 ・返戻データ削除:取り込んだ返戻ファイルを削除できます。テストのデータを取り込んだ場合等に使用します。 |

| ・サービス提供年月:返戻になった請求データのサービス提供年月が表示されます。 ・処理済日:[医療請求管理(新:電子/紙)]の該当ご利用者で、「処理済日」に表示されている年月日が反映します。 ・利用者ID:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「ID」が表示されます。 ・被保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「被保険者番号」が表示されます。 ・氏名:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名」が表示されます。 ・フリガナ:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名(ふりがな)」が表示されます。 ・返戻理由:返戻内容が表示されます。 ・保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者番号」が表示されます。 ・保険者名:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者名」が表示されます。 ・取込日時:返戻ファイルを取り込んだ年月日や時間が表示されます。 |
[医療請求管理(旧:紙)]
[医療請求管理(旧:紙)]では、医療保険の報酬請求に必要なデータ(PDF形式)・訪問看護療養費明細書(様式第四の二)を作成・出力できます。
下記の手順に沿って操作してみましょう。
[医療請求管理(旧:紙)]を押します。
「対象年月」にて、請求データを作成する対象年月を選択します。

請求データを作成するご利用者にチェックを入れます。
※一番上のチェックボックスにチェックを入れると、表示されているご利用者が全チェックされます。
[帳票プレビュー]を押します。

確認したい帳票にチェックを入れて、[プレビュー]を押します。

※明細書や請求書をプレビュー表示できます。プレビュー表示のため、各帳票に「SAMPLE」と表示されます。
| ⚑プレビュー表示を行い、算定している基本療養費や加算等を確認しましょう! 請求データを修正する場合、[編集]から修正するのではなく、原則iBowにて修正してください。 iBowで修正した後に、[レセプト処理]で該当月の実績を再度確定することで、iBowレセプトに修正後の請求データが反映します。 |
[明細データ確定]を押します。
※「明細データ確定済日」に操作した年月日が表示されます。[編集]が押せなくなり、水色⇒グレーに変わります。

[PDF出力]を押します。

出力する項目にチェックを入れて、[出力]を押します。

⚑複数のご利用者にまとめてチェックを入れて、[請求書・明細書]にて出力すると、保険種類順(社保、公費単独、国保、退職、後期)の並び順で出力されます。
「処理済みにしますか?」とメッセージが表示されるため、[OK]を押します。

[OK]を押すと処理済みになり、電子レセプトデータが操作端末上にダウンロードされます。

※「処理済日」に操作した年月日が表示されます。[編集]→[済]と表示され、背景色がグレーで表示されます。
操作端末上にダウンロードされた訪問看護療養費請求書・明細書を印刷し、国保連/支払基金へ提出しましょう。
画面について

| ・対象年月:表示するサービス提供年月(訪問月)を選択します。 ・絞り込み検索:表示するデータを絞り込みます。ご利用者名や被保険者番号等の絞り込みができます。 ・帳票プレビュー:確認用の請求データをプレビューで確認できます。 ・明細データ確定:明細データを確定し、編集できないようにロックをかけます。 ・PDF出力:請求データ(PDFファイル)を出力できます。 ・取消:[明細データ確定]や[PDF出力]を行い、処理済みになったデータを未処理の状態に戻します。 ・明細書詳細出力:訪問看護療養費明細書より抽出した情報をExcel形式で確認できます。 ・再集計:[編集]にて編集した内容を編集前の状態に戻します。 |

| ・編集:請求データに関する内容を編集できます。 ・履歴:データの変更履歴を確認できます。 ・明細データ確定済日:[明細データ確定]を押した年月日が表示されます。 ・処理済日:[PDF出力]で処理済みにした年月日が表示されます。 ・利用者ID:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「ID」が表示されます。 ・被保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「被保険者番号」が表示されます。 ・氏名:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名」が表示されます。 ・フリガナ:「iBow→ご利用者ページ→基礎情報」に登録している「姓名(ふりがな)」が表示されます。 ・保険者番号:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者番号」が表示されます。 ・保険者名:「iBow→ご利用ページ→保険情報→医療保険」に登録している「保険者名」が表示されます。 ・サービス提供年月:訪問年月が表示されます。 |
総括表管理
医療請求を行う場合に、都道府県の国民健康保険団体連合会(以下、国保連と記載)から提出を求められる「総括表」を作成するために必要となるデータを確認できます。
訪問看護療養費請求書や訪問看護療養費明細書の他に総括表を綴って提出が必要な地域もあるため、事前に国保連のHP等で確認しましょう。
また、作成できる総括表は一般的な様式を採用しているため、提出先の都道府県の指定様式と異なる場合があります。様式が異なる場合は提出先の国保連のHP等から様式を入手して、転記を行い作成してください。
医療オンライン請求でも総括表が必要とされる可能性もあるため、提出先の国保連に確認することを推奨します。
⚑サービス提供年月ごとに、確認できます。
月遅れ請求分も一緒に確認したい場合は、[医療請求管理]から対象ご利用者の訪問看護療養費請求書を出力し、総括表管理の数字に合算してください。
これで、Step2-医療請求管理は以上です!
下記のリンクからStep2-介護請求管理に進みましょう。
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